和と差の文章題

~2つの数の和と差から、それぞれの数を見つけよう~

和差算ってなに?

2つの数があって、「合わせるといくつ(和)」「どれだけちがう(差)」がわかっているとき、 それぞれの数を求めるもんだいを「和差算」といいます。

【こんなもんだい】
りんごとみかんが合わせて20こあります。
りんごはみかんより4こ多いです。
りんごとみかんは、それぞれ何こありますか?

この場合、「和」が20、「差」が4です。
この2つのヒントからそれぞれの数を求めます。

線分図(せんぶんず)で考えよう

和差算は線分図をかくと、とてもわかりやすくなります。 上のもんだいを線分図にしてみましょう。

りんご ?こ みかん ?こ 差 4こ 20こ
線分図のかき方:
1. 大きいほうの数を長い線で、小さいほうの数を短い線でかく
2. 左はしをそろえてかく
3. 差の部分(ちがいの部分)をわかるようにしるしをつける

和差算の求め方

考え方その1:大きい数から求める

みかんの分を「りんごと同じ」だと考えてみましょう。
みかんに差の分(4こ)をたすと、りんごと同じ数になります。

りんご +4 みかん ← 同じ長さ → 20 + 4 = 24 2つとも同じ数(りんごの数)になったから りんご = 24 ÷ 2 = 12こ
大きい数の求め方:
大きい数 =(和 + 差)÷ 2

りんご =(20 + 4)÷ 2 = 24 ÷ 2 = 12こ

考え方その2:小さい数から求める

りんごの「差の部分」をとりのぞくと、みかんと同じ数になります。

-4 りんご みかん ← 同じ長さ → 20 − 4 = 16 2つとも同じ数(みかんの数)になったから みかん = 16 ÷ 2 = 8こ
小さい数の求め方:
小さい数 =(和 − 差)÷ 2

みかん =(20 − 4)÷ 2 = 16 ÷ 2 = 8こ

たしかめ:かならず答えをたしかめよう!
・合わせると? 12 + 8 = 20 → 和と合ってる!
・差は? 12 − 8 = 4 → 差と合ってる!
両方合えばバッチリだよ!

公式をまとめよう

和差算の公式:

大きい数 =(和 + 差)÷ 2

小さい数 =(和 − 差)÷ 2

この2つの式を覚えよう!

覚え方のコツ:
大きい数を求めるときは和+差(たす)
小さい数を求めるときは和−差(ひく)
大きい数がほしいときに「たす」、小さい数がほしいときに「ひく」と考えると覚えやすいよ!

き方の手順

手順1:もんだいから「和」と「差」を見つける。
手順2:線分図をかく。
手順3:公式にあてはめて計算する。
手順4:たしかめをする(和と差が合うか)。

いろいろなもんだいにちょうせん!

例題1:年れいのもんだい

【もんだい】
お兄さんと弟の年れいを合わせると22才です。
お兄さんは弟より6才年上です。
お兄さんと弟は、それぞれ何才ですか?
和 = 22、差 = 6 を見つける
お兄さん(大きい数)=(22 + 6)÷ 2 = 28 ÷ 2 = 14才
弟(小さい数)=(22 − 6)÷ 2 = 16 ÷ 2 = 8才
たしかめ: 14 + 8 = 22 ✓、14 − 8 = 6 ✓

例題2:お金のもんだい

【もんだい】
花子さんと太郎さんの持っているお金を合わせると1500円です。
花子さんは太郎さんより300円多く持っています。
花子さんと太郎さんは、それぞれいくら持っていますか?
和 = 1500、差 = 300 を見つける
花子さん(大きい数)=(1500 + 300)÷ 2 = 1800 ÷ 2 = 900円
太郎さん(小さい数)=(1500 − 300)÷ 2 = 1200 ÷ 2 = 600円
たしかめ: 900 + 600 = 1500 ✓、900 − 600 = 300 ✓

例題3:長さのもんだい

【もんだい】
赤いリボンと青いリボンの長さを合わせると90cmです。
赤いリボンは青いリボンより14cm長いです。
赤いリボンと青いリボンは、それぞれ何cmですか?
和 = 90、差 = 14
赤いリボン(大きい数)=(90 + 14)÷ 2 = 104 ÷ 2 = 52cm
青いリボン(小さい数)=(90 − 14)÷ 2 = 76 ÷ 2 = 38cm
たしかめ: 52 + 38 = 90 ✓、52 − 38 = 14 ✓

まとめ

この単元で学んだこと:

1. 和差算は「合わせた数(和)」と「ちがい(差)」から2つの数を求める
2. 大きい数 =(和 + 差)÷ 2
3. 小さい数 =(和 − 差)÷ 2
4. 線分図をかくとわかりやすい
5. かならずたしかめをしよう!